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スーパーフォーミュラ王者・岩佐歩夢選手がJALOX本社を訪問

  • 執筆者の写真: JALOX広報
    JALOX広報
  • 2 日前
  • 読了時間: 7分

2026年もJALOXは岩佐歩夢選手をパーソナルスポンサーとして引き続きサポートすることになりました。今回は、岩佐選手の2度目となるJALOXご来社の際に開催されたトークショーの内容をお伝えします!


【皆さんの応援が力になった】

逆転チャンピオンのシーズン

岩佐選手はまず、2025年シーズンの結果を振り返った。Super Formula(全日本スーパーフォーミュラ選手権)にTEAM MUGENから参戦した2年目のシーズン。

8月のSUGO大会で初優勝を挙げ、最終戦鈴鹿でも勝利。シリーズランキング4位からの逆転でチャンピオンを獲得した。


「昨年はチーム無限からスーパーフォーミュラに参戦して2年目のシーズンでした。8月のSUGOで初優勝して、その際にもこちらに来させていただきました。最終戦の鈴鹿でも優勝して、シリーズランキング4位から逆転でシリーズチャンピオンを獲得することができました。皆さんの応援が本当に力になって、なんとかチャンピオンを取ることができたと感じています」


【二度と味わいたくないシーズン】

岩佐選手は2025年シーズンを、率直にこう振り返る。

「二度と味わいたくないシーズンでした(笑)」

マシンの速さは常にあった。しかし、結果がついてこないレースが続いた。

「SUGOで初優勝するまでも、ずっと優勝できる速さはありました。でも何かが噛み合わなくて勝てない。2位や3位が多かったり、リタイアも多かった」

それでもチームの力は信じていた。

「自分たちが持っている力を全員が出し切れれば絶対勝てるというのは分かっていました。それを実現できた結果がSUGOでの初優勝であり、最終的なシリーズチャンピオンにつながったのかなと思います」


【コントロールできない壁とチームへの信頼】

シーズン前半にはマシントラブルなど、ドライバー自身ではどうにもできない問題も続いた。

「前半戦ではマシントラブルでリタイアしたり、タイヤが外れたりもありました。自分のミスなら改善点を見つけて次こうすればいいと吹っ切れますが、ドライバーとしてコントロールできない部分で、結果として落としてしまうのはすごくモヤモヤします」

それでもモータースポーツはチームスポーツだ。

「スーパーフォーミュラはチームワークのスポーツなので、チームを信じるしかありませんでした」ただ信じるだけではない。チームには強く求めた。

「このままじゃ勝てないからどうにかしてほしい、という話もしました。でもそれに対してしっかりリアクションしてくれるチームだと信じていました」

その信頼が結果につながった。

「みんなが同じ方向を向いて全力を尽くしてくれた。その結果が優勝につながったと思います」

そして意外にも、当時はそこまで苦しさを感じていなかったという。

「やっている最中は、勝つためにはどうすればいいかを考えてチャレンジして、それを繰り返していただけでした。むしろその苦しい時期も楽しかったです」


【最終戦、クラッシュからの逆転】

最終戦の週末は3レース制。

その最初のレースはポールポジションからスタートしたものの、クラッシュで終わった。

「正直、クラッシュした瞬間は“今週終わったな”と思いました。チャンピオンも取れないなという雰囲気でした」

ポイント差も開いた。だがその状況が逆に覚悟を決めさせた。

「逆にそうなったからこそ、とにかく勝たないといけないと思えました」

チャンピオンになれるかは他車の結果次第。

それでもやることは一つだった。

「勝たないとノーチャンス。そこは完全に吹っ切れました」

振り返ると、プレッシャーはほとんど感じていなかったという。

「とにかく目の前のレースに勝たないといけないというのはチーム全員が分かっていました。変な空気感もなく、SUGOのときと同じような雰囲気でレースができました」



【チャンピオンナンバー「1」を背負う】

2026年はチャンピオンナンバー「1」を付けて戦う。

「間違いなく追われる立場になると思います」

それでもチームのスタイルは変わらない。

「15号車のチームは、とにかくチャレンジするチームなんです」

常に安定してポイントを取る戦い方ではなく、勝利を狙って攻め続ける。

「激しくチャレンジして勝利をつかみにいく。それが15号車らしさだと思います」

その姿勢は今年も変えない。

「今シーズンもとにかくアグレッシブに戦って、昨年よりさらにハイレベルなパフォーマンスを出したいと思っています」


【2026年の目標は「全戦優勝」】

2026年はチャンピオンとして迎えるシーズンになる。

「昨年一番強かった体制のままチャレンジできるので、2年連続チャンピオンは絶対取らないといけないと思っています」

周囲からは「勝って当然」と見られる立場になる。

「逆に言うと、2年連続で取れないと自分の道に大きな影響が出るタイミングになると思います」

昨年の戦いには、まだ改善できる部分もあった。

「本当はもっと楽にチャンピオンを取れてよかったと思っています。勝てる強さがありながら勝てなかったレースも多かったし、リタイアやクラッシュもありました」

それらを減らせば結果は変わる。

「大きなミスや落としをなくせば、シーズン終盤を待たずにチャンピオンを決められていたと思います」

そしてチームが掲げた目標は明確だ。

「夢ではなく、現実的な目標として“全戦優勝”を掲げて今シーズンは挑みたいと思います」


【F1シートへの挑戦】

岩佐選手は現在、F1のVisa Cash App Racing Bulls Formula One Teamでリザーブドライバーを務めている。

「F1は世界で22人しか走れません。日本人が必ず1人乗れるという枠もありません」

その中でチームに帯同できていることは大きい。

「リザーブドライバーとして帯同させてもらえているのは、必要とされているということなのでポジティブに捉えています」

ただ、シート獲得は簡単ではない。

「いろいろなものが揃わないといけない世界です」

だからこそ、準備を続ける。

「チャンスを自分で引き寄せられる取り組みを日頃から続けたい。チャンスが来たときにしっかり取れる体制を作っておきたいと思っています」


【モータースポーツの魅力を伝える】

岩佐選手は、モータースポーツの未来についても語った。

「自分は車が好きでレースを始めました」

一方で、車に興味を持つ人は減っているとも言われている。

「まず車に興味を持ってもらいたい。そのきっかけとしてレースはすごくいいものだと思います」

特にスーパーフォーミュラには魅力がある。

「最近のレースは追い越しが少ないものも多いですが、スーパーフォーミュラはコース上のバトルが多い。見ていて楽しいレースだと思います」

また、モータースポーツはドライバーだけの競技ではない。

「メカニックやエンジニアなど、チーム全員の力で勝利を目指すスポーツです。何か一つ欠けても勝てない」


【子どもたちの憧れになるために】

将来のモータースポーツ界についても触れた。

野球では大谷翔平選手の活躍が、子どもたちに夢を与えている。

「それと同じように、モータースポーツでも“あんなドライバーになりたい”と思ってもらえる存在が大事だと思います」

だからこそ、自分自身も目指している。

「レーシングドライバーとして、子どもたちに憧れられる存在になりたいと思って活動しています」


【おわりに】

トークショーを通して印象的だったのは、岩佐選手が繰り返し語っていた「チーム」という言葉だった。モータースポーツはドライバーだけで勝てる競技ではない。エンジニア、メカニック、スタッフ、それぞれが自分の役割を全力で果たして初めて勝利にたどり着く。その考え方は、2025年シーズンの逆転チャンピオンという結果の背景にも表れていた。

また岩佐選手は、自身を「マシンを速く走らせるためのパーツの一つ」と表現し、チームの一員として求められるパフォーマンスを常に追求していると語った。その姿勢は、世界最高峰の舞台であるF1を目指すレーシングドライバーとしての覚悟そのものだと言える。

2026年シーズン、スーパーフォーミュラではチャンピオンナンバー「1」を背負い、全戦優勝そして2連覇という高い目標に挑む岩佐選手。さらに、世界わずか22席のシートを争うF1への挑戦も続く。

常に高みを目指し挑戦を続ける岩佐歩夢選手のこれからの活躍に、今後も大きな期待が寄せられる。


JALOXは岩佐歩夢選手のパーソナルスポンサーとして、2026年シーズンも引き続き全力でサポートしてまいります。

JALOX

 

 
 
 

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